電気工事士の資格を取るぞ! 技能試験編

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8月20日は、技能試験の結果発表日。

合格をいただきました。これで肩の荷が少し軽くなりました。

 

さて、前回の続きです。

 

技能試験の準備

技能試験の準備は、筆記試験の自己採点をして、合格しているようならすぐに取り掛かるのがいいとのこと。

筆記試験に合格した人たちが、工具や課題練習用の電材などを一斉に注文するため、在庫が不足すると言うのが理由ですが、ネットで注文したところ、技能試験用テキスト、工具や電材は、すぐに届きましたから、特に気にしなくてもいいみたいです。

 とにかく、課題作成の練習に多く時間をとらなければと急いで注文しましたが、筆記試験が6月3日、技能試験が7月21日と1か月以上の間隔があったので、実際のところは1~2週間遅れたところで、何ら問題ありませんでした。

 

技能試験の練習

準備が整ったところで、まずテキストをひと通り読んでみましたが、正直言ってどこから手をつけたらいいのか、まったくわからないんですね。

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電材は一回分しか用意しなかったので、闇雲にケーブルを切ってしまうと、足りなくなってしまいますし、さてどうしたもんかと、途方に暮れていた時に、オンデマンド今井さんの動画を知りました。

www.youtube.com

試しに1本見てみると、テキストだけではわからなかったところが、非常に分かりやすく解説されていて、これはいいなと思いました。

昼休みに弁当を食べながら動画を見て、要点をメモ。

夜、家で実際に作ってみると言う方法で課題作成の練習をしました。

ホントにこの動画には助けられました。はっきり言いましょう、この動画を見て練習すれば、テキストを買う必要ありません。

 

電材は、候補問題を1回作る分しかなかったので、試験2週間前から練習を開始(結局直前まで何もしなかった(^^; )、1日1個の課題を作り、試験前日はレセップやシーリングを繰り返し作って、時間短縮を図りました。あと、電車の移動中など、空き時間があると動画を見てましたね。

 

作成時間ですが、初めて作った課題は要領がわからず、1時間を超えてしまいましたが、2個目からは40分を少し上回る程度の時間になり、最終的には接続する器具が少ない問題なら、30分で出来るようになりました。

練習の回数を増やせば、さらに時間短縮は可能だったと思いますが、自分は1回ずつしか作りませんでした。

・課題1個作るのに、準備と片づけを含め1時間程度かかり、平日にこれ以上の時間を確保するのが困難

・ケーブルを曲げたり、絶縁被覆を剥いたりと指先を使うことが多く、1個作るだけで指先が痛くなり、時間があっても1日2個作るのはちょっと辛い。

・2回分の電材はお高い。

こんなところが理由です。

 動画でイメージトレーニングして、候補問題を1回通しで作っておけば、ほぼ大丈夫だと思います。1回じゃ足りない場合は、時間とお金はかかるけど、2回やれば間違いないと思いますよ。

 

技能試験本番

本番では候補問題の10番が出題されました。

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接続機器も少なくて、30分で出来上がる問題。

練習の時と同じく、本番でも約30分で完成し、接続の確認まで出来ました。

運よく接続機器の少ない問題でしたが、接続機器の多い問題が出ていたら結果はどうだったでしょう?

それと、試験開始直後は、周りの人たちの作業音というんでしょうか、工具を置く音などが耳に入ってしまって、焦りました。周りの人が出来ても出来なくても、自分の合否には関係ないので、気にする事はないのにねぇ。

技能試験は、運と平常心がポイントですね。

 

次は、工具などの紹介に続く…。