バギーチャンプ 塗装はがし


と言うわけで、塗装を落としていきましょう。

先を焦って、ラッカーで失敗したので、ちょっと情報収集してみたところ、プラボディの塗装落としには、クレオスから出ているペイントリムーバーなるものを使うのがよさそうです。
ただ、シンナーのようにサッと拭いただけで塗装が落ちるのを期待してたんですが、どうもそうではない様子。
模型屋の店員も『紙やすりで落としたほうが早いと思いますよ。』なんてことを言っておりました。

とは言っても、またシンナーを使うわけにもいかず、値段も安いのでとりあえず試してみて、ダメなら次の手を考えることにして、作業してみました。


今度は、失敗のないように、まずはボディの裏側で試してみます。
綿棒に漬けて塗装面を拭いてみましたが、やはりそれだけでは落ちません。
しばらく擦っていると落ちてくるといった感じで、ボディ全体となるとかなり時間かかりそうです。

作業をしていて気がついたんですが、リムーバーをたっぷり塗って、1〜2分した後に擦ると塗装がとける感じで、楽に落とせます。
で、ボディへの影響ですが、さすがに言うだけの事はあって、溶けることもなくきれいな肌が現れました。


二日間にわたる作業で現れた30年前のボディ。
時間はかかりますけど、なかなかの効果だと思います。
さて、パテ盛って、研いで、サフ吹いてと先へ進みたいところですが…。

じつは、ラッカー以外の塗料の落ちが悪いんですよ。


この黒いところは、タミヤのエナメル塗料を筆塗りした部分なんですが、これが落ちない。
しつこく擦っていると、厚い部分からはがれるように落ちてはくるんですが、色が残ってしまうんですね。
まぁ、ここまでくればペーパーかけちゃってもいいんだけどね。

ちなみに、タミヤのエナメル塗料ってタミヤカラーのエナメルじゃなくて、パクトラタミヤね。パクトラタミヤなんて、みんな知らないでしょう?



ヘルメットだけで30分以上かかったので、イヤになってやめました。

塗装落としは、もうしばらく続きそうです。