電気工事士の資格を取るぞ! 工具編

f:id:GORIMETAL:20180731141809j:plain

前回からの続きです。技能試験で使った工具などを紹介します。

 

▽まずは、ホーザンのVVFストリッパー P-958(新規購入) です。

f:id:GORIMETAL:20180914224750j:plain

技能試験は、時間勝負。電光ナイフなんてものは使っていられません。
1.6と2.0の2芯、3芯のシース、絶縁被覆を効率よく剥ぐことができます。

自分は、これに同じくホーザンの合格ゲージをセットしてました。

この組み合わせは、最強です。

 

▽続いては、ロブテックスのミニ圧着工具 AK17MA2 リングスリーブ用(新規購入)です。

f:id:GORIMETAL:20180914224838j:plain

と言うことで、リングスリーブを圧着するペンチです。
コンパクトでいいんだけど、ハンドルが短いので、中スリーブを加締めるのは、ちょっと力が必要です。

 

▽ホーザンのペンチとニッパー

f:id:GORIMETAL:20180914225118j:plain

自分のペンチとニッパーは刃が切れないので、職場のものをしばらく借用しました。

 

▽使い慣れたドライバーたち

f:id:GORIMETAL:20180915235926j:plain

 

▽そして最後に、ホーザンの合格クリップ

f:id:GORIMETAL:20180916000033j:plain

複数の電線をまとめるのに使います。リングスリーブで電線を接続する時には、これが無いときついんじゃないでしょうか。ちなみに、オンデマンド今井さんは、結束バンドを使っていましたね。

 

自分が使った工具は、こんなところです。

工具は、受験用のセットものが売っていて、技能試験の会場でも多くの人がそれを使っていました。が、試験に受かるためだけであれば、電工ナイフやウォーターポンププライヤーは不用ですし、特にこれでなければダメといった指定もない(圧着工具はあったかな)ようなので、自分は普段、車いじりなどに使っている使い慣れた手持ちの工具を使いました。

課題を早く完成させるには、慣れた工具を使うのもひとつのポイントではないでしょうか。

さらに続きます。次回は、資格取得にかかった費用を出してみたいと思います。

ライトが点いた!

f:id:GORIMETAL:20180907225510j:plain

切れてしまったヘッドランプですが、修理が完了して、無事点灯しました。
端から新品に交換するつもりはなかったので、ヤフオクで程度の良さそうなものを調達しまして、「部品持って来れば交換しますよ。」の言葉に素直に従って、近所の修理工場に持ち込みました。
ヘッドランプを交換するには、バンパーをはずさないといけません。自分で出来ない事もないんですが、なかなか自由になる時間はないし、あってもこの暑さじゃ作業する気にならないし…。
若いころは何でも自分で作業したのに、なんか最近は年のせいか、車いじりに対する情熱がしぼんできてしまいましたねぇ。

 

▽向かって左のランプを交換。今度は右のランプが黄ばんで見えるようになってしまった…。

f:id:GORIMETAL:20180907224515j:plain

▽修理代は、7,280円。予想より安くて良かった♪

f:id:GORIMETAL:20180907225350j:plain


これで夜も走れるようになりました。
まぁ、とにかく安く直って良かったです。

電気工事士の資格を取るぞ! 技能試験編

f:id:GORIMETAL:20180827230146j:plain

8月20日は、技能試験の結果発表日。

合格をいただきました。これで肩の荷が少し軽くなりました。

 

さて、前回の続きです。

 

技能試験の準備

技能試験の準備は、筆記試験の自己採点をして、合格しているようならすぐに取り掛かるのがいいとのこと。

筆記試験に合格した人たちが、工具や課題練習用の電材などを一斉に注文するため、在庫が不足すると言うのが理由ですが、ネットで注文したところ、技能試験用テキスト、工具や電材は、すぐに届きましたから、特に気にしなくてもいいみたいです。

 とにかく、課題作成の練習に多く時間をとらなければと急いで注文しましたが、筆記試験が6月3日、技能試験が7月21日と1か月以上の間隔があったので、実際のところは1~2週間遅れたところで、何ら問題ありませんでした。

 

技能試験の練習

準備が整ったところで、まずテキストをひと通り読んでみましたが、正直言ってどこから手をつけたらいいのか、まったくわからないんですね。

f:id:GORIMETAL:20180902140237j:plain

 

電材は一回分しか用意しなかったので、闇雲にケーブルを切ってしまうと、足りなくなってしまいますし、さてどうしたもんかと、途方に暮れていた時に、オンデマンド今井さんの動画を知りました。

www.youtube.com

試しに1本見てみると、テキストだけではわからなかったところが、非常に分かりやすく解説されていて、これはいいなと思いました。

昼休みに弁当を食べながら動画を見て、要点をメモ。

夜、家で実際に作ってみると言う方法で課題作成の練習をしました。

ホントにこの動画には助けられました。はっきり言いましょう、この動画を見て練習すれば、テキストを買う必要ありません。

 

電材は、候補問題を1回作る分しかなかったので、試験2週間前から練習を開始(結局直前まで何もしなかった(^^; )、1日1個の課題を作り、試験前日はレセップやシーリングを繰り返し作って、時間短縮を図りました。あと、電車の移動中など、空き時間があると動画を見てましたね。

 

作成時間ですが、初めて作った課題は要領がわからず、1時間を超えてしまいましたが、2個目からは40分を少し上回る程度の時間になり、最終的には接続する器具が少ない問題なら、30分で出来るようになりました。

練習の回数を増やせば、さらに時間短縮は可能だったと思いますが、自分は1回ずつしか作りませんでした。

・課題1個作るのに、準備と片づけを含め1時間程度かかり、平日にこれ以上の時間を確保するのが困難

・ケーブルを曲げたり、絶縁被覆を剥いたりと指先を使うことが多く、1個作るだけで指先が痛くなり、時間があっても1日2個作るのはちょっと辛い。

・2回分の電材はお高い。

こんなところが理由です。

 動画でイメージトレーニングして、候補問題を1回通しで作っておけば、ほぼ大丈夫だと思います。1回じゃ足りない場合は、時間とお金はかかるけど、2回やれば間違いないと思いますよ。

 

技能試験本番

本番では候補問題の10番が出題されました。

f:id:GORIMETAL:20180902140441j:plain

接続機器も少なくて、30分で出来上がる問題。

練習の時と同じく、本番でも約30分で完成し、接続の確認まで出来ました。

運よく接続機器の少ない問題でしたが、接続機器の多い問題が出ていたら結果はどうだったでしょう?

それと、試験開始直後は、周りの人たちの作業音というんでしょうか、工具を置く音などが耳に入ってしまって、焦りました。周りの人が出来ても出来なくても、自分の合否には関係ないので、気にする事はないのにねぇ。

技能試験は、運と平常心がポイントですね。

 

次は、工具などの紹介に続く…。

電気工事士の資格を取るぞ!

f:id:GORIMETAL:20180731141809j:plain

 

先日(7/21)、第2種電気工事士の技能試験を受けてきたので、忘れないうちに記録をしておく。

あと、試験を受けるに当たって、ネット上を彷徨い歩いたところ、参考になる情報が少ないと感じたので、実際のところはどうだったのかと言う事を書いておこうと思う。

 

なぜに電気工事士の資格を取ろうと思ったのか?

とある雨降りの日。

玄関で、濡れた靴を乾かそうと思い、ホタルスイッチが繋がったコンセントにドライヤーを繋いでスイッチを入れたところ、スイッチから煙がモクモク出て、焼き切れてしまった。(玄関に煙が立ち込め、かなり焦った。)

そこで、ホームセンターでスイッチを買ってきて交換しようと思って、交換方法を調べてみると、なんと素人は手を出してはいけないことが判明!

ま、そりゃそうだよね、電気だから。

下手すりゃ、大事になりかねないもんね。

 

と言うわけで、素直に工事屋さんに作業を頼んで、交換してもらったんですが、工事屋さん曰く、

「自分で交換しちゃう人、多いですよ。交換、簡単だから。今度切れたら、これ使ってください。」

って、予備を置いて行ってくれたんです。だから資格持ってないのに…。

 

スイッチやコンセントを交換する機会なんて、そうあるもんじゃないと思いますが、もしまた交換することになったとして、その作業料を受験料に回せば、次は自分で交換できるよね。

あと、日ごろ怠惰な生活を過ごしているので、たまには試験の緊張感を味わうのもいいかと思って、資格取得に挑戦することにしたのでした。

試験の日程などの詳しい情報は、こちらを参照

 

まずは筆記対策から

用意したのは、このテキストと過去問題集。

f:id:GORIMETAL:20180731143136j:plain

テキストを読んで重要と思われる点をノートに書き出して覚えようと思ったけど、出張など仕事の都合もあり、ペースが上がらず、勉強方法を変更。

一回通しで読んだところでテキストを使った勉強は終わりにして、過去問題を解いて、わからないことがあったら、開いて再確認するという方法をとりました。

過去問題の方は、よく出る問題と言うのを3回繰り返しました。f:id:GORIMETAL:20180731143105j:plain

繰り返すうちに回答を覚えてしまうものもあるんだけど、考える問題は、しっかり理屈を覚えないと、数字を変えて出された問題を解けませんよ。

勉強期間は、試験前の1か月間。テキストで2週間、過去問題で2週間程度です。

一日当たりの勉強時間は、通勤の電車内で30分、昼休み30~40分、夕食の後に30分程度でしょうか。過去問は常に持ち歩き、電車移動の際など、時間があると開いていました。

 

筆記試験は、決して難しいものではありません。かと言って、勉強しないと受かりません。でも、過去問題を繰り返し解いていれば、60点はクリアできます。

 

筆記試験本番

さて、筆記試験の本番ですが、あとは力を発揮するのみ、特に注意はありません。

と思ったけど、そうだそうだ、自分は受験教室を間違えました。

受験生の数に対して、受験教室を確認する看板が1か所しかなくて、看板前は人だかりで非常に確認しづらい状況でした。そんなこともあるので、時間に余裕を持って会場に行くのがいいと思います。

 

技能試験に続く…。